この記事には以下のことが書いてあります。

・社員の上がったモチベーションを保つためにマネジメント側がすべきこと

・社員がモチベーションを保てない・上げらない・下がったときの対処法

・モチベーションアップを全社をあげて取り組むための社内根回しの方法

 

せっかく上がった社員のモチベーションを保つことの難しさを感じているあなたの手助けになれば幸いです。

 

社員のモチベーションを保つ方法

一度上がったモチベーションを維持するには、社員自身でモデリング対象(憧れ、真似したい対象)を選び、社員が思い描く結果を社員自身でデザインしていくチャンスを与えることが重要です。

>>モデリングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。→【職種・職掌別】社員のやる気を引き出しモチベーションを上げる方法「結果を出すまでの経過とモデリングに自由度を持たせる」

例えば吉本興業は様々なタイプのモデリングを提示してくれます。

漫才師や落語家、コント集団、漫談師、リアクション芸人、マジシャン、歌ネタ、新喜劇の俳優、アイドル、バルーンパフォーマー…

「芸人として売れる」という結果に向かうのであれば、どの道を選ぶことを強制されません。

もちろん吉本側がアドバイスなどはくれますし、沢山の選択肢の中で戸惑うこともあります。

しかし基本的にはいろいろなやり方・想いに触れていく中で自分なりにカスタマイズし、それがやがて、自分にあった「オリジナル」になっていくのです。

そして自分にあったやり方で進められれば、モチベーションも保ちやすくなります。

 

ポイント

マネジメント側がある程度どっしりと構えることが、急速に社会が変化していく今からの時代には必要なことです。

 

社員のモチベーションを保てないときの声の掛け方

モチベーションが保てない原因の一つは、仕事の成果やゴールが見えない、計画性を持って進んでいる実感を得られないことなどによる「焦り」です。

だからモチベーションを保つには、社員に焦りの正体を理解させなければなりません。

焦りの正体とはズバリ他者比較。

他人と自分を比べ、自分より他人が速いペースの時や、他人が良い状況に恵まれた時に「焦り」を感じるのです。

他人はどうであれ、自分には良いも悪いも何も起こってないことを理解させ、変にペースを乱さないよう調整してあげてください。

 

ポイント

社員の焦りやペースの乱れ素早く察知するためにも普段からメンバーの様子をしっかり見て、小さな声かけをしていってください。

 

 

社員のモチベーションが上がらないときの対策

 

社員に権限を譲る

モチベーションを保つ云々の前にそもそも上がらない…そのような時は思い切って社員に権限を譲って現場を任せてしまうのも一つの手です。

その目的は成果の手柄を社員に取らせ、真の自信を持たせることにあります。

例えば仕事の目標を達成したとしてもそれが全て上司の指示通りに動いただけの場合、本当の意味での達成感や自信は得られず、モチベーションも上がりにくいです。

そこでマネジメント側が勇気を持ってとことん任せます。

そして任せると決めたら途中で意見を挟んだりひっくり返したりせず、社員を信じ抜くことが重要です。

 

権限の責任の範囲を共有する

ただしどこまで任せるのか、任せた結果起こったことの責任は誰が取るのかという、権限と責任の範囲は事前にしっかりと共有しましょう。

組織図を作り、誰が何をする、まずは誰に相談すると決めている。決定権は誰にあるか。

学生の就職支援については誰に決定権があるか。適正よりも役割を言語化してあげる。就職支援の広報が3人いたら、高校廻り、学生からのヒアリング、などはっきり分ける。

試してもらうとわかりますが、1から100まで指示を出して動かすより、社員が役割に応じて自分たちで考え動くようになり、ゴールに対するスピード感が出ます。

 

ポイント

100%の手柄は達成感を生み、その達成感は、真の自信を生み、真の自信は次へのモチベーションを生みます。

 

 

社員のモチベーションが下がったときの解決法

 

モチベーションが下がっていることを理解する

社員のモチベーションが下がってどうしようもないときの結論は明快。

モチベーションが下がっていることを理解してあげること、ただそれだけです。

特に社員がモチベーションが下がっていることを相談に来たり、それとなく伝えて来た場合、社員はその状況を認めて欲しい、寄り添って欲しいという気持ちでいます。

ここで強引にモチベーションを上げるような言葉がけは、社員の思いを踏みにじるような行為であり、かえってモチベーションを下げてしまいます。

話をしっかり聞いて理解してあげて初めてモチベーション低下の原因や解決策も見つかるものです。

 

マネジメント側の思いをコツコツと伝える

そしてマネジメント側は社報や朝礼などを通して、コツコツと仕事への思いを伝え続けてください。

経営者なら今の時代はブログやSNSが有効でしょう。

単に仕事をするのではなく、どんな思いで仕事をしているのか。

それを発信し続けることが社員の心に小さなモチベーションの火を灯すことに繋がるのです。

 

ポイント

仕事の内容や成果も大切ですが、それに先立つ思いこそがモチベーションの源です。

 

 

モチベーションアップのメリットへの理解が社内で得られないとき

ここまで読んでくださったあなたなら社員のモチベーションアップの重要性を理解し、それにより得られるメリットに大きな期待を抱いていることと思います。

しかしなかなか周囲の理解を得られず動きにくい、社員のモチベーションアップに有効的な取り組みを行えない。

そのような時はぜひ、社内根回しに以下の情報を使ってください。

 

モチベーションアップが会社にもたらす3つの効果を伝える

社員のモチベーションアップがうまく行った暁には以下のような効果が期待できます。

これらのメリットをマネジメント側に伝えてください。

 

経営者の理念が伝わりブレない社風ができ上がる

社内のモチベーションをアップするためには、経営者をはじめマネジメント側同士、またマネジメント側と社員間でのコミュニケーションをより密にすることが欠かせません。

マネジメント側は社員の声をよりよく聴くだけなく、経営や仕事への思いを発信し続けることが重要になります。

その結果、経営者が考える経営者の理念や信念を社員に浸透させられるのです。

 

ポイント

マネジメント側からの直接の伝達では反発を招きやすいと感じる場合、第三者である外部講師を通して経営理念を伝えるのも有効です。

 

会社として新しい挑戦をする時間ができる

社員のモチベーションがアップすると社員自らが考え、動くようになります。

私はこれを「3つのじこうりょく:自考力・自行力・自高力」を呼んでいます。

社員自らが考え、行動し、売上ややる気をさらに高めていく。

そんな歯車がうまく回り出すと、マネジメント側はいい意味で暇になり、新しい事業のアイデアを企画したり、挑戦する時間ができるのです。

 

ポイント

例えば今まで手が回っていなかった不採算部門の整理なども腰を据えて行えます。こうしたことも広い意味で“新しい挑戦”であり、会社の成長に繋がります。

 

マネジメント側が自分の仕事に没頭できる

社員がモチベーションが高い状態を維持し、意欲的に仕事に取り組んでくれるようになれば、マネジメント側も余計なことに心や思考を砕くことはありません。

人の上に立つ優秀なマネジメント側が自分の仕事に没頭できるので、会社としての仕事の効率も上がり、最終的には会社の業績アップにも繋がる可能性があります。

会議や営業も信頼して任せられ、無駄な同行や同席に時間を取られることもなくなるでしょう。

吹き出し:信頼して任せられた社員はますますモチベーションがアップします!

 

モチベーションアップによる会社の業績への影響を伝える

社員のモチベーションアップは巡り巡って会社の業績に好影響をもたらします。

経営陣の直接的なメリットになることを強調しましょう。

 

少数精鋭で会社が成長し利益率が高められる

社員の教育コストが削減し、仕事に集中できる環境が整うので社員一人一人が生み出す利益が高まります。

少数精鋭で会社が成長し始め、最終的には会社の利益率も高められるでしょう。

 

ポイント

ただし定期的に教育の場を設けることが大事です。社内研修や面談などを有効活用しましょう。

 

新しい事業や収入の柱を作ることができる

社員の教育やフォローにかかる時間や金銭的コストが削減されるので、新しい事業に費やす余裕が生まれます。

結果会社の可能性も広がり、複数の収入の柱の構築や多角化を目指すことができるます。

 

ポイント

変化の速い現代では既存事業のさらなる改善・改良、場合によっては多角化が欠かせません。

 

優秀な人材が集まり採用コストが削減される

事業が発展し、何より社員がイキイキと働いている会社には人材が集まってきます。

今や新卒を1人採用するのに100万円のコストがかかると言われる時代。

そのコストを削減し、集まった優秀な人材によりさらなる会社の発展を見込めるのは非常に魅力的です。

 

ポイント

就活生に向けて研修や面談制度が整っていることを訴求するのも会社の魅力を伝える大切なポイントです。

 

・「社員のモチベーションをアップさせ、会社の業績につなげるきっかけが欲しい」

・「経営陣の理念や信念を第三者の立場から、自然と伝えて欲しい」

・「研修・講演実績を作り、就活生に対するアピール材料にしたい」

このような思いをお持ちならお役に立てます。

下記フォームからお問い合わせください。